
『マンダロリアン』に登場するグローグー。
ヨーダそっくりな見た目をしていて、しかも幼いのに強力なフォースを使えることから、その正体は気になるところ。
結論からいうと、現在でもグローグーの出生やヨーダとの血縁関係に関する核心部分は明かされていません。
現在、グローグーについて次のことが判明しています。
- ヨーダ、ヤドルと同じ種族(種族名や故郷は不明)
- 初登場時の年齢は50歳で、アナキンとほぼ同じ時期に誕生
- コルサントのジェダイ聖堂で育ち、複数のジェダイから訓練を受けていた
- オーダー66を生き延びたジェダイの生存者
- 帝国に狙われた理由は、フォースを持つクローンの研究に利用するため
- 現在はディン・ジャリンの養子となり、マンダロリアンとして修行中
この記事では、これまでのドラマや2026年公開の映画、公式資料をもとに、現在判明している事実と、そこから考えられる考察・予測を分けて紹介します。
※『マンダロリアン』シーズン1〜3、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』、映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』のネタバレを含みます。
【事実】グローグーの正体について現在判明していること
まずは、これまでの作品やスター・ウォーズ公式資料から確認できる事実を紹介します。
グローグーはヨーダ・ヤドルと同じ種族
グローグーは、ヨーダとまったく同じ種族です。
この種族で正史に登場したキャラクターは次の3人。
| キャラクター | 性別 | 特徴 |
| ヨーダ | 男性 | 約900歳まで生きたジェダイ・マスター |
| ヤドル | 女性 | ジェダイ評議会に所属していたジェダイ |
| グローグー | 男性 | 初登場時50歳のフォース感応者 |
ヤドルは『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場した女性で、ヨーダと同じジェダイ評議会に所属していました

驚くことに、この種族の正式な名前は、現在でも明かされていません。
どこの惑星から来た種族なのか、一般的にどれくらい長生きするのか、なぜフォースを扱える個体がいるのかも不明です。
なお、ヨーダとヤドルが夫婦だったという設定はなく、グローグーとの血縁関係も確認されていませが種族は一緒のようです。
グローグーの年齢は50歳!アナキンとほぼ同じ時期に生まれている
グローグーが『マンダロリアン』に初登場したときの年齢は、なんと50歳。
スター・ウォーズの年代で計算すると、約41 BBY(ヤヴィンの戦いの41年前)に生まれたことになります。
これはアナキン・スカイウォーカーが生まれた時期とほぼ同じです。
アナキンとグローグーの誕生に特別な関係があるという公式設定は現在ありませんが、かなり気になる要素。
また、ヨーダは約900歳まで生きていることから、グローグーも非常に長寿な種族であると考えられます。
50歳でも幼い姿をしていることから、人間とはまったく違う速度で成長するようです。
グローグーはジェダイ聖堂で訓練を受けていた
『マンダロリアン』シーズン2第5話「ジェダイ」で、アソーカ・タノがグローグーの過去を明らかにしました。
グローグーは幼少期、惑星コルサントのジェダイ聖堂で育ち、複数のジェダイからフォースの訓練を受けていたんです。
つまり、ディン・ジャリンと出会う前から、すでにジェダイとしての教育を受けていたということ。
劇中では、グローグーが巨大なマッドホーンを持ち上げたり、グリーフ・カルガ(ギルドを管理してる人)の傷を治癒したりする場面が登場します。
初めて見たときは幼い子供が強大なフォースを使うことに驚きましたが、実は長年の訓練経験があったわけです。
ただ、グローグーの師匠が誰だったかは確認されていません。
オーダー66を生き延びたジェダイ(ヤングリング)の生存者
グローグーの過去で特に衝撃的だったのが、オーダー66からの脱出です。
オーダー66とは、パルパティーンの命令によってクローン・トルーパーたちがジェダイを一斉に襲撃した事件。
『エピソード3/シスの復讐』で描かれた、ジェダイがほぼ壊滅した出来事ですね。
このとき、グローグーもコルサントのジェダイ聖堂にいました。
『マンダロリアン』シーズン3第4話で、その脱出の様子が明らかになります。
複数のジェダイがグローグーを守るために戦うものの、クローン兵に倒されてしまいます。
そこでグローグーを救出したのが、ジェダイのケレラン・ベクでした。
ケレラン・ベクは2本のライトセーバーを使ってクローン兵を撃退し、グローグーを連れて聖堂から脱出。
最後はナブーの警備兵の協力を得て、宇宙船でコルサントを離れることに成功します。
ちなみに、ケレラン・ベクを演じたのは、ジャー・ジャー・ビンクス役でも知られるアーメド・ベストです。
オーダー66から約28年間、どこにいたのかは不明
無事にジェダイ聖堂を脱出したグローグーですが、その後の足取りには大きな空白があります。
オーダー66が発令されたのは19 BBY。
一方、ディン・ジャリンがグローグーを発見する『マンダロリアン』シーズン1の時代は、約28年後の9 ABYです。
この間約28年間、グローグーがどこで誰と暮らしていたのか、わかっていないんです。
アソーカがグローグーの記憶に触れた際も、帝国が誕生したあとの記憶は暗く、不鮮明になっていました。
ケレラン・ベクがその後も保護していたのか、途中で別の人物に預けられたのか、あるいは帝国に捕まっていた時期があったのか。
いずれも確定していません。
グローグーの出生だけでなく、この空白期間も大きな謎として残っています。
帝国がグローグーを狙っていた理由は、フォースを持つクローンの研究
『マンダロリアン』の序盤では、なぜ帝国残党が小さなグローグーを執拗に追いかけているのかわかりませんでした。
でも、その目的はシーズン3の最終話で明らかになります。
帝国残党のモフ・ギデオンは、自分自身のクローンを作る研究を進めていました。
さらに、そのクローンにフォースを扱う能力まで持たせようとしていたんです⇩

そこで狙われたのが、高いフォース感応能力を持つグローグー。
グローグーの遺伝的な特性を利用することで、フォースを使えるクローンを生み出そうと考えていたわけです。
グローグーが帝国に狙われていたのは、その特別な能力を研究に利用するためだったんです。
現在はディン・ジャリンの養子「ディン・グローグー」
グローグーはシーズン2の終盤でルーク・スカイウォーカーと出会い、ジェダイの訓練を受けることになります。
しかし、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』では、ルークから重要な選択を迫られました。
ヨーダが使っていたライトセーバーを選んでジェダイの訓練を続けるのか。
それとも、ディン・ジャリンから贈られたベスカー製の鎖帷子(くさりかたびら)を選び、彼のもとに戻るのか。
グローグーが選んだのは後者でした。
その後『マンダロリアン』シーズン3最終話では、ディン・ジャリンが正式にグローグーを養子として迎えます。
これによって名前も「ディン・グローグー」となりました。
現在のグローグーはジェダイとして修行を続けているわけではなく、マンダロリアンの弟子として成長しています。
ヨーダの種族の遺伝的な記憶
2026年公開の映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では、グローグーの種族について興味深い描写がありました。
毒によって動けなくなったディン・ジャリンを守るため、グローグーが泥で小屋を作るシーンです。
実はこの小屋、エピソード5でヨーダがダゴバに建てていた住居に似ているんです⇩

単なるオマージュかと思いきや、映画の視覚効果監修を務めたジョン・ノールは、インタビューで小屋を作る能力が種族の「遺伝的な記憶」によるものであり、本能的な行動だと説明しています。
これはヨーダとグローグーが、容姿やフォース能力だけでなく、生活習慣の面でも共通した特徴を持つことを示す新たな手がかりです。
【考察・予測】グローグーの正体について考えられる説や今後の展開
ここからは公式に確定している事実ではなく、これまでの描写や設定から考えられる可能性を紹介します。
どの説にも未解明の部分があるため、あくまで考察として読んでいただければと思います。
正体考察① グローグーはヨーダとヤドルの子供?
グローグーについて、最も気になる説の一つがこれではないでしょうか。
ヨーダとヤドルは同じ種族で、それぞれ男性と女性。
しかも、グローグーが生まれたと推定される時代には、2人とも生存していました。
そのため、年代だけを考えれば、2人の子供であることは不可能ではありません。
ただ、ヨーダとヤドルは同じジェダイ評議会に所属していたものの、恋人や夫婦だったという設定はありません。
また、グローグーに対して特別な血縁関係を示す描写も登場していません。
さらに、そもそもヨーダの種族について、同じ時代に何人存在していたのかすら不明です。
私としては、同じ種族であることだけを理由に、ヨーダとヤドルの子供だと考えるのはまだ少し早いかなと思います。
正体考察② グローグーは人工的に生み出されたクローン?
帝国残党がグローグーの血液や遺伝的な特性を研究していたことから、グローグー自身もクローンなのではないかという説があります。
スター・ウォーズの世界には高度なクローン技術があり、フォース能力を持つクローンの研究も行われていました。
ただ、
グローグーは帝国成立以前から存在しており、ジェダイ聖堂で訓練を受けていたことも判明しています。
共和国時代にもクローン技術は存在していましたが、現状ではグローグーを人工的に生み出した研究施設や人物について、確かな情報はありません。
そのため、クローン説は否定も確定もされていないものの、裏付けとなる証拠が乏しい説だと考えています。
展開考察① ジャー・ジャー・ビンクスがグローグーの救出を手助けした
これは2026年に入ってから、判断材料が増えた上での説です。
2026年2月発売の公式コミック『Star Wars: Jar Jar #1』では、ジャー・ジャー・ビンクスとケレラン・ベク(オーダー66でグローグーを逃したジェダイ)が協力していたことが描かれました。
2人はパルパティーンに対する不信感を共有し、秘密裏に連絡を取り合う手段を確保します。
ここで思い出してほしいのが、オーダー66からの脱出シーンです。
ケレラン・ベクがグローグーを連れて逃げるとき、なぜかナブーの警備兵が待機し、脱出を支援してくれました。
ナブー出身で政治家として活動していたジャー・ジャーなら、こうした支援に関わることも考えられます。
そして、今回のコミックによって、ジャー・ジャーとケレラン・ベクに協力関係があったことまで判明しました。
今後、グローグーとジャージャーが関わるシーンが出てくるかもしれません。
展開考察② グローグーはジェダイとマンダロリアンの両方を受け継ぐ存在になりそう
個人的に、今後のグローグーについて最も注目しているのがこの可能性です。
グローグーはジェダイ聖堂で育ち、ルーク・スカイウォーカーからも訓練を受けました。
一方で、現在はディン・ジャリンの養子となり、マンダロリアンの弟子として活動しています。
つまり、ジェダイとマンダロリアン、まったく異なる2つの文化を知っているわけです。
スター・ウォーズには、かつてマンダロリアンとして初めてジェダイになったター・ヴィズラという人物が存在しました。
彼は後にマンダロリアンにとって重要な武器となるダークセーバーを作った人物としても知られています。
グローグーがター・ヴィズラと同じ道を歩むとは限りませんが、フォースを扱いながらマンダロリアンとして成長するという、これまでにない可能性を秘めています。
また、ヨーダと同じように数百年生きるのであれば、現在の登場人物たちよりもはるか先の時代まで生き続けるかもしれません。
そう考えると、グローグーは将来のスター・ウォーズ作品にも深く関わる人物になる可能性があります。
まとめ|グローグーの正体はまだ謎が多い!今後の新情報にも注目
グローグーがヨーダと同じ種族であり、ジェダイ聖堂で育った子供であることは、すでに判明しています。
しかし、肝心の実の両親や生まれた惑星については、2026年現在も明らかになっていません。
個人的に特に気になっているのは、オーダー66からディン・ジャリンと出会うまでの約28年間です。
誰がグローグーを守り、どうやって帝国から逃れ続けていたのか。
もしその空白期間が明らかになれば、現在わかっていない出生やヨーダとの関係についても、新たな手がかりが見つかるかもしれません。
そしてグローグーの物語はまだ続いています。
ジェダイの過去を持ちながらマンダロリアンとして成長していく彼が、将来どんな存在になるのか。
今後の映画やドラマ、公式コミックなどで新たな事実が判明するのを楽しみに待ちたいと思います。
※この記事は2026年10月10日時点の公式作品・関連資料をもとに作成しています。新たな設定が判明した場合は、内容が変わる可能性があります。


